梅中美緒さまよりご依頼いただき、Web制作ユニット「おもち」で「投げ銭ハネムーンへのお誘い」サイトを作らせていただきました。

コロナ禍で結婚式・披露宴を執り⾏うのが難しく、知人・友人に結婚の報告する機会がないまま時が経つ。このような方達は少なくないのではないでしょうか？
ご依頼者の梅中さんもその1人。このまま、自分達のことをよく知る友人・知人へ結婚の報告をせずに、お祝いの気持ちを受け取らないままでいるのも、逆に失礼になるのでは？と懸念されていました。

そこで梅中さんはオンラインで自分達の結婚報告を行い、お祝い・ご祝儀を受けつけるサイトを立ち上げようと企画。
Web制作ユニットメンバーの小嶌さんのご紹介でサイト制作を依頼してくださいました。
御祝儀・内祝いの新しい形を取り入れたサイト「投げ銭ハネムーンへのお誘い」です。

投げ銭ハネムーンへのお誘い

ヒアリング当初、梅中さんが希望された「投げ銭」というサイト名称に対して制作チームは少し懸念していました。「投げ銭」という言葉に対してマイネスイメージがあり、サイトを見た人にとって悪い印象にならないか。

それでも梅中さんは「投げ銭」と「ハネムーン」という相反する言葉を組み合わせることでキャッチーな印象になる。耳障りの良い言葉ではなく、サイト名は「投げ銭ハネムーンへのお誘い」で公開したいと、その想いは強いものがありました。

このように、クライアントさんの直感というのものは制作者の範疇を超えていく時があります。「やめた方がいい」という制作側のセーブにも一切なびかないご様子でした笑。

もう梅中さんの直感を信じるしかない。
それならば、このサイトを見る人に受け入れられやすいような何かシンボルのようなものが新たに必要だと考え、初回デザインではロゴも併せてご提案。
おかね（コイン）が、縁起の良い結び切りタイプの水引きで包まれているロゴマークをデザインしました。

ロゴはメインビジュアルで大きく大胆に配置。明るい光が差し込むようなアニメーションをユニットメンバーの吉永さんが実装してくださいました。
おふたりの門出にピッタリですね。粋な演出ありがとうございます！

サイトは2021年元旦に公開。
「一人ひとりのニーズに沿った形できちんとお祝い返しをしたい」そんな梅中さんの想いから、「ミステリーふるさと納税」や「あなただけのツアープラン」などユニークな内祝いプランがラインナップ。

公開後は続々と梅中さんを祝福する言葉と共にご祝儀が投げ銭され、コメント欄を見ているだけで制作チームもあったかい気持ちになりました。梅中さんが描かれた旦那様とのライフスタイルイラスト、とっても素敵です★

現在も、梅中さんご夫婦でお祝い返しの品を探す旅が日本各地で続いています。
内祝いを受け取った友人・知人の方達は「梅中からウニが届いた！」「美味しい！」「改めて結婚おめでとう！末永くお幸せにね！」といったように祝福と喜びの声がSNSで広がり、ギフトカタログでは生まれない新しいコミュニケーションが始まっています。

自ら足を運び、時間を使い、1人ひとりのニーズに沿ったものを選んでお祝い返しする。
「投げ銭ハネムーンへのお誘い」は、梅中さんの義理堅い人情と人柄の良さが感じられるとても素敵な取り組みなんですよね。
「投げ銭」というネーミングにマイナスイメージを感じさせないサイトにしたのは、梅中さんご自身だと感じました。

依頼してくださった梅中様、改めましてご結婚おめでとうございます。末永く、お幸せに！

そしてご紹介いただいた小嶌さん、素敵なご縁をいただき本当にありがとうござました。
今後も、梅中さんが全国各地から届けられる投げ銭ハネムーンレポートが楽しみですね♪