ひとこまの向こう側にて。

ひとこま絵日記を描いているアシダのブログ

花というものを好きになった日

今日、お昼の3時くらいに近所のスーパーに行ったらすごく賑わってた。
みんな買い物カゴにパンパンに何かを入れてる。

私も、お米とかお肉とか、野菜やチョコレートなどなど色々入れる。
マスクが手に入らないので、いよいよ私もお手製マスクを作ろうと材料になりそうな白いキッチン用ふきんとキッチンペーパーをカゴに入れる。

食材コーナーが賑わう中、スーパーの一角にあるお花売り場。
お店の人はいるけど、お客さんは1人もいない。

私は普段からこのお花売り場で1束300円の切り花をよく買う。
この日も、ふと花が欲しくなった。
ずっと家にいて息が詰まるし、少しでもリラックスできたら。

黄色い花が欲しかったけど、あいにく黄色い花はもう咲ききっていたので、観賞できる日も短い。できれば蕾がついてるものが欲しい。

混雑している食料品売り場から離れ、いろんな色で咲いている花を眺めていると、それだけでも気持ちが柔らぐ。

ふと、高校3年生の夏に病気になって入院した頃のことを思い出す。学校の友達がお見舞いに来てくれて、ひまわりの花をプレゼントしてくれた日のこと。大部屋に空きがなかったので贅沢にも2週間くらい個室生活だった。

2時間くらい喋ってみんなが帰ったあと、妙に静かになった部屋に私とひまわりの花だけ残されて、それまで花なんて何の興味も無かったけど、花って綺麗だなってその時はじめて心の底から思った。

綺麗なときは一瞬で、でもただひたすら静かに咲いてて、その日から私は花というものを好きになった。
あの日から15年たった今でも、黄色い花が元気がもらえるから特に好き。
ひまわりの花が一番好き。

今日は黄色い花は買えなかったから、また今度覗きにこよう。

みなさんも、スーパーに行く機会があってお花売り場があったら、ぜひ覗いてみてはいかがでしょう?
買う気がなくても、覗くだけても。
お店の人からしたら買うのがベストだけど、ボーッと眺めるだけでもきっと張り詰めてる心が和らぐはず。

花って、お祝いやお見舞い、誰かをハッピーにしたくて贈るのが一般的だけど、気持ちに余裕が無い時にも、家の中で咲いてると元気もらえます。

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